星空憂架のブログ -想いのカケラ-

ホワイトセージで浄化する

皆さまこんにちは。
星空憂架のブログへようこそ。

今日は以前InstagramFacebookで少しご紹介した「ホワイトセージ」による浄化について書きたいと思います。

セージは紫蘇科のハーブで、お料理の世界でもソーセージに入れたりお魚の臭み消しにも使われますのでご存知の方も多いのではないでしょうか。では、なぜそんな美味しいハーブが「浄化」に使われるのでしょうか。

それはアメリカ大陸の歴史と密接な関係があります。ホワイトセージは1000年以上も前から「聖なるハーブ」として「ネイティブアメリカン」の人々の間で精霊やご先祖さまとコミュニケーションを取るための儀式に使われてきたという歴史があるのです。

↑食べるセージとは少し見た目が違いますがこれがホワイトセージ。

聖なるハーブは『邪気を払う』役割をしてくれますので、さまざまな人々のお悩みを聞くことで時には『邪気』も受けてしまいやすい占いの世界では、次にいらっしゃるクライアント様に影響がないように、鑑定ルームや占い道具、パワーストーンのエネルギーをリセットして清らかに保つ為に、今でも広くこの浄化方法が取り入れられています。

では、ネイティブアメリカンの人々はどのようにして「浄化」を行なったのでしょうか。その方法は「スマッジング」と呼ばれ、ホワイトセージの葉を乾燥させて「燻す」ことで儀式の場所や、道具、人々の邪気を祓い、浄化しました。日本にも古くから「お香」や「お線香」の煙を浄化に使って来た歴史がありますので、そういう意味ではとても似た文化と言えますね。

似た文化と言えばもうひとつ。ネイティブアメリカンの人々はスマッジングで邪気を祓い浄化することで、全ての物に宿るスピリット(精霊)やご先祖様をお迎えしました。日本にも「八百万の神(やおよろずのかみ)」といって「全ての物に神が宿っている」という考え方がありますし(ジブリアニメの『千と千尋の神隠し』に出てくる沢山の神様達は八百万の神ですね)、お仏壇などを通してご先祖さまとのコミュニケーションを大切にする文化もあります。日本とは昔、アラスカの方から陸続きだったアメリカ大陸。そこに住んでいたネイティブアメリカンの人々と私達日本人になんとなく共通のルーツを感じずには居られないのは私だけでしょうか。

話がそれましたが、私も占い師としてこの方法を取り入れて鑑定ルームやリーディング用のカード達、そして皆さまにお土産としてお持ち帰りいただくパワーストーンもきちんと浄化していますので、皆さま安心してご来店くださいね。

星空憂架より

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